授業が16日(月)から始まってます。
1週目は早速月曜から金曜まで授業があって中々ハードであった。
月曜
初めて1年生と会った。私の所属するITECH(正確には建築学科では無い)は1学年28人。ほえー、おりますなー
その中でドイツ人は1人だけで他は皆海外の学生である。なので授業や会話はすべてドイツ語ではなく英語
聞くとこのような形で生徒を募集してるのはこの大学ではITECHだけらしい。知らなかった…..ドイツ語はほぼ皆無なので本当によかった…..
みんなMasterの学生で2年コース。free moverで1年だけなのは私1人であった….意外~~!!
建築出身の人だけでなく、エンジニアや生物学とかシューズデザイナーとかバックグランドが変わっている人が多い。
その後は今までのPavilion Projectの紹介
火曜
この日は「Computational Design」
主にRhinocerosやGrasshopperやPython を使う授業
この日は簡単にPythonを使ったプログラミングの練習
Pythonに誕生おめでとうと言わせて遊んでいた。
その後は「Studio課題」
主になると言ってもいいのがこの授業。来年のパビリオンにつながるスタジオ
最初はComputational Design に関わるお題が9つが出され
それぞれグループに分かれてテーマ別にプレゼンをする。
私のチームは「Interactive Form-finding」
形態プロセスには興味があったのでこれにしたが、
実際のプロジェクトに使われている….というより仮想上で色々と検証されている段階のジャンルなので
参考事例が論文からくらいしかなく参っている…….。読め……な……
しかも他のチームはこれからの課題や参考文献が細かく載っているのに私のチームは全くreference無し。おざなり……
あとはAdaptivityやRoboticsとかFabricationとか……
水曜
この日はプロフェッサーのレクチャー。
ドイツ人の英語は聞き取りやすい場合(ネイティブじゃないから親切)となまりがすごくて聞き取りづらい場合(息出す量があまりにも多い)があるが今回は圧倒的後者だったためあまり記憶がない。
主にプロジェクトの紹介だった。(曖昧)
木曜
「Form and Structure」
KangarooやKaramvaを使って構造解析から建築を考えようという授業
Kangaroo(重力・風力とかの物理シュミーション)やKaramva(構造解析)は正直使ったことがなかったので
とてもありがたい…….
これが今の所最も楽しみな授業である。
その後はbaubionikという展覧会のオープニングパーティーに1年生も顔を出す。
こんな感じ
金曜
「Biomimetics」
「Biology」+「Technology」の合成の造語
この授業は植物の組織、動物の巣や習性をもとに建築を考えよう。というもの。
Stuttgartから電車を約1時間ほど乗り継ぎUniversität Tübingen という大学へ。遠い…….
部屋に着くと植物のホルマリン漬け?や貝が全ての机の上に結構粗雑に置かれていた。
あくまで特性から考えるのであって形からインスパイアされるのはBiomimeticsでは無い
ウニのスパイク・石がコミュニケーションをとる・アルマジロの甲羅・再生システム……等が印象に残った
あと脱皮するけど糞が溜まっていく一方の生物?の紹介がありそれは反省する点では….?と思った。
建築の生徒だけでなく他大学の生物学専攻の生徒も参加するのが面白いところだと思った。
しかしこの授業は今の所どうしたらいいのかいまいち理解していない。
その後はTübingenでふらふらと観光した
1週間のサイクルはこんな感じである。
こちらの授業は1つ3時間!あるので思ってたより予定は詰まっているなあ、という印象
あと毎日のようにパーティーがある…….
これが中々自分的には辛く、いつも何か他の予定を見つけてはエスケープしている……
パーティーの楽しみ方を教えて欲しい……
ああ……こんな時自分に特技があったらそれにかまけてちょっと引いて参加できるんだけどな…..(曲芸とか)
写真はTübingenにあったふざけた銅像